関西地方でトップクラスの規模を誇る大阪は、東京に負けないくらいの魅力がある都市だ。
せっかく西日本に在住しているのあれば、上京するのではなく大阪で働くのも良いかもしれない。大阪は古くから商人の町として栄えてきた場所であるので、堺市や吹田市など大阪都市部以外にも就職しやすいエリアがたくさんあるのだ。

そこで今回は大阪にどのような企業があり、それに伴いどのような人におすすめなのかを紹介する。そのため大阪求人の探し方や大阪で働くメリット・デメリットについては触れるつもりはない。そういった情報は「なにわ求人情報局」を読むと得られるため、そちらを参考にしてほしい。

東京と同じく大阪には大企業の本社がたくさんあり、日本を代表する電機メーカーや住宅メーカーなど優良な企業が進出している。大阪は商人の町だが、優良なメーカーがたくさんあるので技術者として就職や転職したい人にもおすすめだ。
更に大阪は薬の町としても知られており、業界最大手の製薬メーカーの本社もある。また周辺都市には製薬メーカーの工場も立地しているので、人々の健康に貢献したい人は製薬メーカーで働くのも1つの選択だ。

また大阪は国際都市としての性格も併せ持っている。関西国際空港や大阪国際空港があり、更に京都や奈良などの古都が近いことからたくさんの外国人が訪れる。年々海外からやってくる外国人の数は増加傾向にあり、大阪は宿泊業や旅行業が盛んなエリアだ。
英語など海外の言語を生かした仕事をしたい、外国人と触れる機会をたくさん作って視野を広げたいという人も大阪で就職や転職してみると良いだろう。

ある調査によれば、2016年時点における大阪の有効求人倍率は1.48倍だった。全国平均の1.43倍よりも高い水準にあり、転職しやすい環境といえるだろう。